ポイントサービスをうまく活用する極意

ポイントサービスに「利用されない」のがもっとも重要

ポイントサービスを活用するうえで、もっとも大切なことは「失効をなるべく減らしつつ、本当に必要なものしか買わない」ということです。

ポイントサービスは、使わなければ意味がありません。しかし、あまりにもポイントを貯めすぎると、失効してしまう可能性があります。

失効をなるべく減らすためには、ポイントの有効期限を常に確認し、期限が迫っているポイントは優先的に使うようにしましょう。その際、「本当に必要なものしか買わないようにする」というのが一番大事です。

ポイントサービスには、各社が独自のポイントを発行しています。

しかし、使える場所が限られているポイントもあります。そのようなポイントは、使い道が限定的であるため、貯めてもあまり意味がありません。使える場所が多いポイントをメインに持っておくようにしましょう。

ポイントサービスには、商品やサービスと交換することができるポイントや、ポイントをそのままキャッシュレス決済で使えるサービスがあります。

現金性が高いポイントは、使えるシーンが圧倒的に多いため、失効を防ぐ効果もあります。

ポイントサービスを上手に利用するには、「ポイントをもらいにいく」のではなく「ポイントが勝手に貯まっていく」ようにすることが重要です。

具体的には、ポイントを貯めるための特別な行動を取らなくても、普段の生活で自然にポイントが貯まるようにすることが大切です。

例えば、クレジットカードで買い物をする、ネットショッピングをするなど、日常的に利用するサービスをポイントサービスに切り替えるだけでも、勝手にポイントが貯まっていきます。

逆に、「アンケートに答えてポイントをもらう」「クリックしてポイントをもらう」「来店してポイントをもらう」などの行動が伴うものは、時給で考えたら元を取れないことがほとんどなので、なるべく避けるべきです。

ポイントサービスに「利用可能期間」がある以上、ポイントは「貯めず」に「常に動かす」のがベストです。

ポイントを金融商品と考えた場合でも、常に100ポイントが100円の価値とは限りません。なぜなら、現在100ポイントで購入できる商品が、10年後も100ポイントで購入できるとは限らないからです。

その意味では、ポイントは貯めていくよりも常に動かしていくのが大事です。